平成16年10月23日17時56分に発生した新潟中越地震は、新潟県川口町で震度7を観測し、その後の余震でも小千谷市、十日町市で震度6強を観測するなど、大きな被害をもたらした。国土地理院では、地震発生直後に現地緊急調査を実施し、被害情報の収集にあたるとともに、旧山古志村を中心とする範囲について緊急に災害状況を把握するため、空中写真判読により、主に斜面崩壊地や道路被災箇所等を表示した1:30,000災害状況図を作成した(10月29日)。この1:25,000災害状況図は、被災状況をより正確に表した地図として、被災地域の早期復興に活用されること、また本災害を地形・地理情報の観点から集大成し、このような大災害の記憶や記録を末永く後世に残すとともに今後の防災研究に役立てることを目的として作成された。
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1:25,000災害状況図(地形分類及び災害情報)各525円(税込み)
1:25,000災害状況図(カラー段彩陰影図及び災害情報)各525円(税込み)